"夕方になっても戻ってこない"用水路に転落し水没したトラクター翌日に家族が発見…運転していた47歳男性はその場で死亡確認　北海道池田町

男性が転落した原因を調べる北海道警池田署

　北海道東部の池田町で6月18日朝、トラクターが用水路に転落しているのが見つかりました。この事故でトラクターを運転していた池田町の農家の男性（47）が死亡しました。

　6月18日午前5時半ごろ、池田町信取の畑で、トラクターが用水路に転落していると男性の家族から消防に通報がありました。

　消防が現場に駆けつけトラクターから男性を救助しましたが、男性はその場で死亡が確認されました。

　警察によりますと、男性は17日午後2時半から畑の草を刈るために１人で外出し、夕方になっても自宅に戻ってきませんでした。

　家族が現場付近を捜索しましたが見つからず、翌日朝、用水路に上下さかさまになって水没しているトラクターを発見しました。

　用水路は幅3.6メートル、深さ0.5メートルで、転落していたトラクターの運転席は完全に水につかっている状態でした。

　男性に目立った外傷はないことから、警察は病気なども視野に、詳しい事故の原因を調べています。