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【コープさっぽろで産地誤表示】チリ&ペルー産のイカを使った加工品『北の網焼きイカ』 1年間にわたり“青森産”として6369個北海道内10店で販売―理由は「原産地変更を現場に徹底されなかった」

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約1年にわたって海外産の商品を国産として販売していたコープさっぽろ

約1年にわたって海外産の商品を国産として販売していたコープさっぽろ

 コープさっぽろが展開する食品スーパーで、海外産のイカを使った加工品を「国産の原材料」と表示し販売していたことが分かりました。北海道は6月10日、食品表示法に基づき、原因を究明するよう指示しました。

 誤った産地を表示していたのは、札幌市のあいの里店や函館市のいしかわ店、帯広市のベルデ店など道内10店舗です。

商品名は「北の網焼きいか」―約1年間販売

 チリやペルーが原産地のイカを使った加工品「北の網焼きいか」を、原産地変更前の青森産と表示していました。

 道によりますと、期間は2022年11月11日から2023年10月4日までの約1年間。6369個販売していました。

 独立行政法人「農林水産消費安全技術センター(FAMIC)」の定期的な商品買い取り検査で2023年9月に発覚。FAMICから連絡を受けた道が調査していました。

7月10日までに再発防止策を含めた報告書提出

 コープさっぽろは「現場に仕入れ先の変更を伝えたが徹底されなかった。ご心配、ご迷惑をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます」と話しています。

 道は7月10日までに再発防止策を含めた報告書を提出するよう求めています。