建設現場から熱風ヒーター5台盗んだ3人グループ 1カ月に9件の事件に関与 住宅から現金や指輪…被害総額は400万円近く「刑務所で服役中に知り合った」―北海道札幌市

連続窃盗事件の捜査を進めていた北海道警白石署（札幌市）

　去年11月に札幌市豊平区の集合住宅の建設現場に侵入し熱風ヒーターを盗んで男3人が逮捕された事件で、1カ月の間に計9件の窃盗事件に関与していたことが分かりました。被害総額は400万円近くに上ります。

　逮捕されていたのは札幌市白石区の男（44）、豊平区の男（33）、札幌市西区の男（43）の3人で、いずれも無職です。

　去年11月に札幌市豊平区の集合住宅の建設現場に侵入し、熱風ヒーター5台（時価合計約52万8000円相当）を盗んだり、12月に札幌市豊平区の住宅から現金や指輪などを盗んだりし、住居侵入や窃盗などの疑いで逮捕されました。

　警察によりますと、その後の捜査で、計9回に渡り住居侵入や窃盗を繰り返し、被害総額が約379万円に上ったことが明らかになりました。

　男3人は容疑を認めており、「刑務所で服役中に知りあった」と話しています。