「踏みつけられて圧縮され…」荒らされたソバ畑に苦悩する農家 “ヒグマ被害”相次ぐ中…直径1.2メートル“巨大ドローン”で対策 さらに自動車学校・警察・自治体などが連携し導入へ 北海道名寄市
一方、名寄市によりますと、2023年のクマによる農業被害額は120万円を超える状況です。
被害に悩む農家の中には、個人としてある決断をした人もいます。
「1台170万円くらい」(農家 水間健詞さん)
自分の畑を守るため、ハンタードローンの購入を決めたのは、名寄市で農業を営む水間健詞さんです。
毎年のようにクマがソバ畑を荒らし、年間の被害額は数十万円規模に上っていました。
「雪でぺったんこになっているけど、雪降る前から、クマに踏まれて同じ状態。このくらい(立っている)とコンバインで刈れるんですけど、踏みつけられて圧縮されちゃってるんで、上から刈れないんです」(水間さん)
少人数で畑を管理する水間さんにとって、ハンタードローンは画期的な対策です。
「(ソバ畑は)外周で約800メートルある。(電気柵で)囲うだけでも手間だし、囲うために生身で、ここを歩かなければならないのも怖い」(水間さん)
ソバの収穫が始まる前の8月ごろから、ハンタードローンを使用する予定です。
「(昔は)クマの生活もあると寛容な気持ちで見ていられた。ここ10年くらい、こっちの取り分が全く無くなるくらい被害がある。クマの取り分が1割、僕が9割、それくらいになってくれればいい」(水間さん)
ドローンの活用で身近に迫るクマの脅威に対抗できるか、期待が高まっています。