クルージング会社の“船長ママ” 「船の中に託児所作りたい」 客足減少に苦戦しながらも日々奮闘 ママの想いは父から子どもへ…【ママドキュ】
そこで始めたのが、ボートスクールなどの新規事業。子育てとの両立に苦戦しつつも、何とか会社を存続させてきました。
しかし追い打ちをかけるように起きてしまったのが、知床観光船沈没事故。風評被害の影響を受け、またしても客足が減少。今でも苦しい経営状況が続いているそう。
そんな中でも頑張れる原動力は「海が好き」ということ。
「好きで仕事してるから、海と船から降りなさいって言われたら、干からびちゃうかも知れない。海の楽しさを伝えるために観光をやってるので、楽しみながら乗ってほしいって思う」と話します。
午後0時30分。お昼休憩の時間を利用して、今のうちに夕食の下準備。
切れてるお肉を使って時短。忙しい毎日のご飯作りを助けてくれるのがこの家電。
シャープの自動調理鍋、ヘルシオ ホットクック。食材と調味料を鍋に入れるだけで料理ができちゃう優れもの。子どもたちの帰宅時間にセットすればOKなので、仕事で帰りが遅くなる、ナイトクルーズの日にも大活躍なんだとか。
副菜に、子どもたちの大好きなキュウリの漬物とアスパラとエビの炒め物も時短で仕上げます。コストコのスプレーのオリーブオイルも活躍。しょうゆと韓国の万能調味料ダシダで味付けして完成です。
家に帰ってきたらすぐご飯を食べられるように、昼に仕込んでおいたカレーは、いい感じ。
午後5時40分、家族そろって食卓を囲みます。
「パパみたいなかっこいい船長になりたい」そんな小さい頃からの夢を叶えて、船長として日々奮闘するきょうかさん。大好きな室蘭の海で、さらに叶えたい夢があるといいます。
「子育て世帯は出かけるのも大変。自分もそうだった。子どもがいるから逆に疲れに行く、出かけると。子どもにも船に乗ってもらいたいし、お父さんお母さんも、気兼ねなく楽しんでもらいたい。船の中に託児所作りたかった。将来的にはやっぱり大型船を持ってこられるような、人で賑わう街にしたい」と話すきょうかさん。
子どもたちにも、好きを仕事にしてほしい。
そんな思いは、娘のここあちゃんにも伝わっているようです。
「(Q:将来の夢は?)ママみたいなかっこいい船長になること。一緒に船に乗った時にママがかっこよく見えたから一緒にやりたいと思った」とここあちゃん。
母のきょうかさんもとってもうれしそうです。