初夏の陽気から一転 北海道各地で雪も 気温急降下 札幌前日から17℃低く銭湯には多くの客「寒い日の方が風呂入って温まる」
汗ばむ陽気から一転です。
4月9日の北海道は、上空に寒気が流れ込み、札幌の昼の気温は4月8日より17℃も低くなりました。
4月8日、20.7℃まで気温が上がった北海道北見市。
「北見は(気温が)ジェットコースターだから」(北見市民)
本当に、一転して冬の景色になりました。
「8日すごく暖かかったのに、こんなに雪が降ると思わなかった」(北見市民)
4月9日の北海道は上空に寒気が流れ込み、札幌の正午の気温は3.8℃。
8日から17℃以上低くなりました。
また、朝から強い風が吹き、最大瞬間風速19.5メートルを観測。肌寒さが増し、コートを着込む人の姿が見られました。
「平岸でちょっと雪が降ったのでコートを着て来た」
「寒暖差がすごいので体調不良になりやすい」(いずれも市民)
毎年いち早く花が開く地下鉄宮の沢駅近くの桜。
ほとんどが蕾のままですがよく見ると、この寒さにも負けず花を咲かせているものも…たくましいですね。
「寒い方がやっぱり来るかな。きょうはゆっくりつかれるかな」
昼から営業している西区の銭湯には多くのお客さんが。寒い日のお風呂の温かさは格別です。
「寒い日の方が風呂入って温まるからあずましい」(来店客)
一方、この寒暖差で売れ行きに影響が出る店も。
「4月8日まではソフトやパフェが売れていたが9日はやっぱりホットコーヒーや焼き菓子がメイン」(カフェスタンド ムスブ 高野名弥夏さん)
「(注文は)ケーキセットとコーヒー。寒いと体が温かいものを欲する」(客)