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【速報】トラックと高速バス5人死亡事故“書類送検”へ 養豚会社上司と安全運転管理者“業務上過失致死傷”―過失運転致死傷でトラック運転手も 北海道八雲町

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トラックとバスが衝突する瞬間(撮影:視聴者)

トラックとバスが衝突する瞬間(撮影:視聴者)

 北海道南部の八雲町でトラックが都市間高速バスに衝突し5人が死亡した事故で、警察は3月22日にも養豚会社の上司と安全運転管理者の2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検する方針を固めたことが分かりました。

 この事故は2023年6月18日、八雲町の国道5号線でトラックが高速バスに衝突し、双方の運転手と乗客計5人が死亡、乗客12人が重軽傷を負ったものです。

 関係者によりますと、警察はトラック運転手が勤務していた養豚会社「日本クリーンファーム」道南事務所の道南生産管理部長(57)とトラックの運行の安全管理を担う安全運転管理者(52)を業務上過失致死傷の疑いで3月22日にも書類送検する方針を固めたことが分かりました。

 2人は事故を起こしたトラック運転手(当時65歳)が体調不良を訴えていたのに乗務させ、事故を未然に防ぐ措置を怠った疑いが持たれています。

 トラック運転手も容疑者死亡のまま過失運転致死傷の疑いで3月22日にも書類送検する方針です。

 警察によりますとトラック運転手は事故当時、心疾患を引き起こしていて、事故の原因は脇見や居眠り運転によるものではないとみられるということです。

 また、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けるとみられます。