【きょうで丸23年】当時16歳の女子高校生"千田麻未さん" いまだ行方不明―寄せられる市民からの情報 1年で17件「似ている人見た」「犯人知っている」
北海道室蘭市に住む当時高校1年生の女子高校生が行方不明となり、3月6日で23年となりました。いまでも市民から情報が寄せられています。
行方不明となっているのは、室蘭市に住んでいた当時高校1年生の千田 麻未(ちだ・あさみ)さん。当時16歳だった千田さんは現在39歳になっています。
北海道警はこれまでに捜査員延べ約4万7000人を投入し、千田さんを捜索してきましたが、発見には至っていません。
絶えない市民からの目撃情報 2023年は17件
市民からの情報提供が絶えません。2023年にも17件寄せられています。
・2018年 14件
・2019年 10件
・2020年 12件
・2021年 48件
・2022年 9件
・2023年 17件
寄せられる情報は「千田さんに似ている人を見た」「犯人を知っている」など。道警室蘭署は2024年現在も捜査態勢を継続して構築し、千田さん発見に向けて調べを進めていて、些細なことでも構わないので情報を寄せてほしいとしています。
千田さん 昼すぎに自宅出発―バイト先へ
警察によりますと、千田さんは2001年3月6日昼すぎ、アルバイト先のパン屋にコーヒーの淹れ方を習いに行くため、自宅を出発しました。
午後1時ごろにはイオン室蘭店(元・室蘭サティ)の化粧品売り場の防犯カメラに千田さんの姿が捉えられていました。
その後店舗北側で友人と会話をしていて、その後近くの「東町2丁目」バス停から午後1時31分発の「中央町・工大循環線(外回り)」のバスに乗車。午後1時40分ごろ、アルバイト先近くの室蘭市知利別町1丁目の「東通」バス停で降りたとみられています。
午後1時45分ごろには、バス停付近で千田さんは友人と電話で話していて、「今話せないから、あとでかけ直す」などとやりとりし、その後行方が分からなくなっています。