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旭川市出身坂口渚沙さん危険性訴える―北海道内大麻検挙300人超『30歳未満』が約7割 SNSに”野菜”の隠語…警察が薬物乱用防止呼び掛け 北海道札幌市

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薬物乱用防止を呼び掛ける坂口渚沙さんら(北海道札幌市厚別区)

薬物乱用防止を呼び掛ける坂口渚沙さんら(北海道札幌市厚別区)

 薬物乱用防止などを呼び掛けるイベントが2月23日に札幌市で開かれ、アイドルらが薬物の危険性などを訴えました。

 札幌市厚別区の商業施設で開かれた「薬物銃器犯罪根絶の集い・北海道大会」。

 北海道警音楽隊のコンサートで幕を開け、専門家らのトークイベントに祝日に駆け付けた多くの人が耳を傾けました。

会場では北海道警音楽隊が演奏

会場では北海道警音楽隊が演奏

 さらにアイドルグループ「LarmeR」に所属する旭川市出身坂口渚沙さんもゲストで駆け付け、薬物乱用に関するクイズイベントなどを盛り上げました。

 北海道警によりますと、2023年北海道内で大麻の所持や栽培など「大麻取締法違反」の疑いで検挙されたのは前年に比べ42人多い308人(速報値)。過去5年で最多で、この内30歳未満のいわゆる若年層が215人と約7割を占めています。

 

薬物乱用防止対策を一層推進すると述べた北海道警鈴木信弘本部長

薬物乱用防止対策を一層推進すると述べた北海道警鈴木信弘本部長

 大半は自らが大麻を使用するためにSNSで手軽に入手していて、ネット上では大麻を「野菜」などと隠語で表現し扱われているケースも多く見受けられています。

 北海道警の鈴木信弘本部長はイベントの中で「若年層での薬物の蔓延が進んでいて、一層の対策を推進していきたい」と薬物乱用防止に向け力強く述べました。