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通信会社ヨシダ「料金未納で電子マネー80万円分必要」→内閣サイバーセンターのミヤモト「訴訟回避に50万必要」→60代女性が130万円だまし取られる

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不審な電話が次々と…(イメージ)

不審な電話が次々と…(イメージ)

通信会社の職員を名乗る者からの電話をきっかけに北海道函館市に住む60代の女性が130万円分の電子マネーをだまし取られました。警察は詐欺事件として捜査しています。

女性は2023年12月22日、通信会社の職員のヨシダと名乗る者から「情報提供サービスの利用料金が未納となっており、その未納料金などを電子マネーで支払う必要がある。アップルギフトカード80万円分が必要。支払ったお金は国から返還される」と女性の携帯に電話がありました。

返金されるなら支払おうと思った女性は函館市内のコンビニエンスストア3店舗でアップルギフトカード80万円分を購入し、犯人に電話でギフトカードの番号を伝えました。

24日には内閣サイバーセキュリティセンターのミヤモトと名乗る者から「インターネットのアドレスが悪用されている。被害者がたくさん訴訟になっている。回避するには50万円分のアップルギフトカードが必要。国から返還される」と電話があり、これを信じた女性は市内の家電量販店で50万円分のアップルギフトカードを購入し、電話でギフトカードの番号を伝えました。

さらに2024年1月4日、内閣サイバーセキュリティセンターのイケダを名乗る者から「お金を返金するので口座番号を教えてほしい」と電話で言われた女性は自身の口座番号を犯人に伝えました。

そして18日になって、金融機関のコールセンターから「あなたの口座が詐欺事件に使われている可能性がある。警察に相談してください」と女性に電話があり、翌日、警察署を訪れ、事件が発覚しました。

結果、女性は合計130万円分の電子マネーをだまし取られました。

警察は詐欺事件として捜査を進め、不審な電話がきたら警察相談専用電話「#9110」への連絡を呼びかけています。