元同僚女性殺害 “承諾殺人”判決受けた元高校教師の男の控訴審 札幌高裁「審理を尽くしていない」一審判決破棄 釧路地裁に差し戻す
2022年、元同僚女性を殺害し承諾殺人の判決を受けた男の控訴審で、札幌高裁は1審の判決を破棄しました。
北海道・網走市の元高校教師片桐朱璃被告は、2022年5月、帯広市で交際していた元同僚女性の首を同意の上絞め、殺害、遺体を雑木林に埋め遺棄した承諾殺人として一審で懲役6年6か月の判決が言い渡されました。
判決を不服とし検察側は殺人罪の適用を求め控訴。
1月11日の判決で札幌高裁は「被害者の精神状態など事実の取り調べをせず、審理を尽くしていない」として、一審判決を破棄。
釧路地裁に差し戻すと言い渡しました。