モスクワ中心部のクレムリン近くのショッピングセンター入り口に飾られた戦勝記念「レリーフ」のウマの首が切り落とされる…誰がなんの目的で? 当局が捜査
ロシアの首都モスクワで、彫刻(レリーフ)のウマの首が切り落とされているのがみつかりました。
レリーフは青銅製で、第二次世界大戦中の戦勝パレードの様子が描かれ、首を切り落とされたウマには対ドイツ戦を勝利に導いたソ連軍の指揮官のロコソフキー氏が乗っています。
飾られているのはモスクワ中心部の赤の広場近くのショッピングセンターの入り口。
12日夜に何者かがノコギリのようなもので犯行に及んだとみられています。
モスクワ中心部に戦勝パレードにまつわる記念碑を設置するのは初めてで、レリーフは今年9月3日に「軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦の終結の日」のイベントに合わせて設置、お披露目されました。
当局は「軍事記念碑の破壊」として捜査しています。