冬眠はいつ?12月にクマ出没で住宅街は騒然 「来た来た来た」「避難して」周辺駆け回り襲いかかるそぶりも 緊迫の一部始終 北海道芦別市
北海道の芦別市の市街地に出没していたクマ。周辺を駆け回るなどし一時騒然となりましたが、危険と判断され、駆除されました。
「来た来た来た。避難してください。避難してください。早く、早く」
近くにクマが現れ、避難を促される住民や報道陣。
「怖いな」(岩間徹カメラマン)
しかし避難した先には…
「走り回っている」(岩間カメラマン)
カメラがとらえたのは雪の中を疾走する1頭のクマ。そしてクマは建物の後ろに消えました。
クマが出没したのは、北海道空知の芦別市上芦別町。
国道38号線からほど近い住宅街で、道路を横断するクマが目撃されたのを皮切りに出没が相次いでいました。
「クマがいるとみられる緑色の倉庫では警戒」(古沢哲也 記者)
一時、会社の倉庫に居座っているとの情報もあり、ドローンを飛ばすなどマチは騒然となりました。
そして…
「クマがいま出てきた、走っている…」(岩間カメラマン)
クマスプレーを持った警察官が避難先を誘導します。
「(クマは)赤色灯をつけているミニパトの方に向かっている」(警察官)
クマに近づく猟友会のハンター。心配そうに見つめる住民たち。
「ちょっと前に現場で銃声が聞こえました」(岩間カメラマン)
襲いかかってくるようなそぶりを見せたことなどから危険と判断したことと、事前の許可を得ていたため、クマを駆除しました。