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北海道乙部町で8棟が焼ける火事 けが人なし 電線も焼け落ち一時250戸停電 住民「風にあおられて火の勢いが止まらない」

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 北海道南部の乙部町で11月19日朝、建物から火が出て、あわせて8棟が焼ける火事がありました。

 けが人はいませんでした。

 午前6時半すぎ、乙部町花磯の建物で「火が出ています」と消防に通報がありました。

 「懸命の消火活動が続けられています。火と煙がまだ確認できます」(八重崎邦宏カメラマン)

 火元は倉庫とみられています。

 火は次々と付近の建物に燃え広がり、約8時間後にほぼ消し止められましたが、あわせて8棟が焼けました。

 けが人はいませんでした。

 電線も焼け落ちて一時250戸が停電し、暖房が使えない住民が、町が開設した避難所に身を寄せていました。

 「風強いものだから、その風にあおられて、どんどん火の勢いが止まらない」(住民の男性)

 周辺の沿岸部では、19日未明から風速10メートル以上の強風が続いていました。