「助けてと言われた」「ドンという音がした」札幌市で火災相次ぐ…豊平区では調理中の住宅で火災・清田区では店舗が焼ける…いずれもケガ人なし
札幌市内では11月16日、火災が相次ぎました。豊平区では住宅が焼けたほか、清田区では店舗が焼けました。いずれもケガ人はいませんでした。
住宅から噴き上がる真っ赤な炎と煙。
16日午前8時半ごろ、札幌市豊平区美園12条7丁目で住宅が焼ける火事がありました。
「1階の窓と2階の窓ガラスがなくなり、煙が噴き出しています」(鎌田祐輔 記者)
「インターフォンがなって出たら、『助けて』と言われた。外に出ると火が出ている状態だった」(付近の住人)

住宅の内部がほぼ全焼
住宅内部がほぼ全焼し、消防によりますと火は約5時間半後に消し止められました。住人は避難し無事でした。
「料理をしていたみたい」(付近の住人)
火は3階建ての住宅の2階から出たとみられ、警察などは火の出た原因を調べています。

1階の店舗からも出火…
「ドンという音がした」(付近の住人)
一方、午前9時半ごろ札幌市清田区清田2条1丁目の3階建てのビルでも、1階の店舗から出火する火事がありました。
「入口の横の窓から火が見えていたので、消火器を持ってきて消火活動した」(付近の住人)
火は約2時間後に消し止められましたが、当時店舗は営業時間外でけが人はいませんでした。
警察と消防が出火原因を詳しく調べています。