3連休初日 札幌は20年ぶりの“11月20℃超え” 紅葉楽しむお出かけ日和に…旭山動物園ではライオンとの別れ惜しむ人
11月3日は「文化の日」。
北海道各地では気温が上がり11月とは思えない暖かさで、お出かけした方も多いのではないでしょうか。
3連休初日の各地のスケッチです。
11月3日の北海道は強い南風が吹いて、各地で気温が上がりました。
北海道南部の北斗市では最高気温が24℃と、北海道内の11月の観測史上一番の暖かさとなるなど、南西部を中心に57地点で記録的な暖かさになりました。
札幌市では21.5℃を観測。
11月では20年ぶりに20℃を超え、紅葉を楽しむ絶好のお出かけ日和となりました。
「過ごしやすい気温だなと思った」(茨城県からの観光客)
「気温が20℃を超えると聞き暑いのかと思ったが、思ったよりも過ごしやすい気温。ちょうど見ごろの紅葉で、いいタイミングで来られたと思う」(茨城県からの観光客)
ソフトクリームを食べる人の姿も。
「おいしい。ちょっと寒くなってきたときのアイスが一番おいしいかも。イヌもここに寄るのが楽しみ。おいしく食べている」(札幌市民)
こちらも11月としては20年ぶりに20℃を超えた旭川市。
旭山動物園では11月3日が夏の開園の最終日でした。
大勢の来園者のお目当ては、2022年9月に生まれた三つ子のライオンの1頭「イト」。
11月中に札幌市円山動物園へと移ることになっていて、展示されるのは11月3日が最後です。
お別れをしようとやってきた人たちは。
「もう会えなくなって悲しい。楽しい生活をしてもらいたい。『元気でね』と言いたい」(来園者)
「いなくなると聞いて寂しい。新しい環境で元気に暮らしてほしい。親としては考えられない、寂しすぎる」(来園者)
「できたら一緒にいさせてあげたい。のびのびと元気に、変わらない環境で育ってくれたら。円山動物園に見に行きたい」(来園者)
旭山動物園は11月4日から10日まで休園し、11日から冬の開園が始まります。