「北見中央病院」運営の医療法人が自己破産申請へ コロナ禍による経営不振で…外来受け入れ既に停止
北海道の北見市で「北見中央病院」を運営する医療法人「治恵会」が、新型コロナの影響による経営悪化などを理由に、近く自己破産を申請する方針であることが明らかとなりました。
「北見中央病院」は外科・内科・など7つの診療科がある、北見市内では中堅規模の一般病院です。

病院の入口には張り紙が
既に9月30日には外来患者の受け入れを停止するとともに、入院患者の転院手続きを進めていて、完了次第、釧路地裁北見支部へ破産手続き開始の申し立てを行う方針です。
帝国データバンクによりますと、新型コロナの影響による外来患者の減少などで病床稼働が伸び悩み、負債は2022年8月期でおよそ4億5000万円に上っています。