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北海道で早くもインフル “流行” 例年いないはずなのに… コロナ禍による免疫力低下や人流増加が原因か

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 北海道内では、早くもインフルエンザの流行の兆しが。

 背景には、コロナ禍での感染対策による免疫力の低下があるとみられています。

 例年11月~12月ごろにかけ流行が始まり、1月から2月にピークを迎えるインフルエンザ。

早くも流行の兆しを見せるインフルエンザ

早くも流行の兆しを見せるインフルエンザ

 北海道札幌市中央区の「円山ため小児科」では本来、インフルエンザ患者が全く出ない夏場から今の時期に週に2~3人患者が訪れています。

 北海道内の患者数は9月17日までの1週間で1医療機関あたり1.79人となり、流行開始の目安とされる「1人」を3週連続で上回っています。

道内のインフルエンザ患者数

道内のインフルエンザ患者数

 診察にあたる多米淳 院長はコロナ禍で長く続いた感染対策により免疫力が低下したことや新型コロナの5類移行で人の流れが増えたことがインフルエンザ患者増加の背景にあるとみています。

 インフルエンザワクチンは接種から2週間を経て効果が現れるため、その間の感染爆発が懸念されます。