秋サケ1匹『8万円超』ここ数年で最も"高価" サンマに続き「高級魚」の仲間入り?実は…豊漁で安価になる見通し
秋サケの初競りが札幌市の市場で行われ、1キロ当たり2万3500円の最高値がつきました。
1匹にすると8万円を超えます。
定置網漁が解禁され、1日に太平洋側で初水揚げされた秋サケ。
4日朝の札幌市の初競りで最高値はメスで1キロ2万3500円となりました。
1匹にすると8万円を超える値段です。

"ご祝儀相場"で1匹・8万円を超える値段
「(2023年は)前年並みに豊漁が予想されているので単価も安くなると思う」(カネシメ高橋水産 河合 直樹 部長)
2022年を9500円も上回る価格で、ここ数年で最も高くなりました。
中国による日本産水産物の輸入禁止で道内の水産業界が打撃を受けるなか、応援するようなご祝儀相場となりました。
いよいよ始まった秋サケ漁のシーズン。
日本海側やオホーツク海側でも11日の週にかけ、本格化するということです。

捕獲量は2022年よりも増える見込み
北海道立総合研究機構によりますと、2023年の秋サケの捕獲量は2022年よりも増える見込みで、約3500万匹となる見込みです。