次世代半導体「ラピダス」起工式 北海道千歳市で行われる 西村経産相や鈴木知事、経済界VIPら出席 2年後の量産化を目指す
千歳市で次世代半導体の量産化を目指すラピダスの工場の起工式が午後開かれました。
「エイ! エ~イッ!!」(ラピダス 小池 淳義 社長)

くわ入れをする小池淳義ラピダス社長
千歳市の工業団地で執り行われたラピダスの起工式。
出席したのは、西村康稔経済産業相や鈴木直道知事のほか、ラピダスに出資する企業の幹部など約130人です。

西村経産相と鈴木知事
次世代のスマートフォンやAI、車の自動運転に不可欠な半導体。
ラピダスは世界でまだ成功例がない回路幅2ナノメートルの半導体量産化を目指しています。

道内では過去最大の企業進出
国が約3300億円を支援するもので 道内では過去最大の企業進出と言われ、関連産業を含め大きな経済効果が期待されます。
鈴木知事:「くわ入れの時の小池社長の気合がこれまでの苦労と乗り越えてきた思いがこもっていた研究と人材の育成の複合的な拠点を北海道で展開していく」

少なくとも工場を2棟建設する計画
ラピダスは千歳市に少なくとも工場を2棟建設する計画で2025年3月までに試作ラインを稼働させ、2年後の量産化を目指しています。