札幌市南区で「子グマ3頭」目撃 "スイカとパイナップル"をあさる 母グマは今月上旬に駆除済み…札幌市は子グマの捕獲進める
7月18日 札幌市南区の市道で、ごみをあさっている子グマ3頭が目撃されました。母グマは今月上旬に駆除されていて、札幌市は、箱わななどでの捕獲を進めています。
子グマが目撃されたのは札幌市南区北ノ沢の市道です。
7月18日午前8時40分ごろ、車で付近を通行していた人から「体長50センチほどの子グマ3頭を見た。頂上のほうに立ち去った」と警察に通報がありました。
札幌市によりますと、子グマ3頭は市道の中央付近で、スイカやパイナップルをあさっていたということです。
そのほか周辺では、にんにくやキュウリ、麦茶のパックなども散乱していたということです。
目撃現場から約200メートル先には民家がありました。
周辺には、ごみ置き場などはなく、札幌市は、野生動物を引き寄せるため、食べ物のゴミを捨てないよう注意を呼び掛けています。
また、母親とみられるメスグマは、7月8日に駆除されていて、札幌市は箱わなを設置するなど、子グマの捕獲を進めています。