さすが北海道!? 朝は氷点下 →昼に30℃「ストーブからTシャツへ」全国で最も大きい1日の寒暖差
北海道東部の標茶町です。
5月25日朝の最低気温は氷点下1.0℃を観測。
草木に霜が降りるほどの寒さでした。
目黒 悦男 カメラマン:「こちら標茶町です。このようにダウンを着ていても、とても寒いです」
25日朝の北海道は晴れて、地表の熱が逃げる放射冷却の影響で強い冷え込みに!
標茶町や弟子屈町川湯、陸別町など4地点で0℃を下回る冬日になりました。
ジョギングしていた人もニット帽などで防寒対策する様子も。

最高気温はなんと"29.9℃"
続いて向かったのが直線距離で約80キロ離れた大空町女満別です。
最高気温は、29.2℃。
標茶町との気温差はなんと30℃以上です。
目黒 悦男 カメラマン:「手元の温度計では29.9℃となっています」

けさにはストーブをたいた人も
大空町民:「けさはストーブたきました。2時間くらい、たいていましたね。(Q:日傘をしていますが?)暑くてもう、紫外線防止ですね」
25日の北海道は、朝は冷え込みましたが日中は暑くなり、北海道佐呂間町では、30.4℃の真夏日で、一日の気温差が30℃と全国で最も大きい気温差となりました。
帯広市でも一日の気温差が20℃以上に!
帯広市民:「天気の差が激しいんですけど、これだけ暖かくなってくれると、子どもも水遊び楽しめるんじゃないかなって」
暑さの影響も出ています。

体育祭で体調不良を訴える人も
十勝の音更町の中学校では、生徒11人が頭痛や吐き気などを訴え、病院に搬送されました。
いずれも熱中症とみられ、少なくとも2人が中等症ということです。
学校では午前中、全校生徒が参加して、グラウンドで体育祭が開かれていました。
また、北見保健所の管内では2023年初めて食中毒警報が発令されました。
26日も北海道は、オホーツク海側を中心に30℃前後まで気温が上がる見込みで、厳しい暑さが続きそうです。
熱中症や食中毒に十分注意が必要です。