【北海道 新型コロナ】定点当たりの患者報告数4.36人…8波のピークが過ぎ GW・マスク自由化のあとでも"低い状態"続く

　

　北海道は5月18日、道内の新型コロナウイルス感染の定点観測状況を発表しました。

　5月8日（月）から14日（日）までの1週間で、全道964人の感染が報告され、定点当たりの感染者数は4.36人となりました。参考値前週3.32人より1.04人（約3割）増えています。

　＜全道の定点当たりの患者報告数＞
　■4月10～16日　2.73
　■4月17～23日　3.82
　■4月24～30日　3.97
　■5月01～07日　3.32
　■5月08～14日　4.36（今回）

　今回の数値について道は「８波のピークが過ぎ、GWを経てマスク自由化となったあとでも、感染者数は低い状態が続いている」とコメントしています。

　エリア別では、札幌市が3.02人にとどまった一方、釧路市13.82人、浦河11.00人、室蘭8.00人、北見7.14人、旭川市6.23人などで報告数が多くなっています。

道庁

　＜保健所別 定点あたりの報告数＞
　札幌市 3.02
　小樽市 2.80
　市立函館 4.10
　旭川市 6.23
　江別 4.63
　千歳 3.25
　岩見沢 2.63
　滝川 4.00
　深川 4.33
　倶知安 4.25
　岩内 3.00
　室蘭 8.00
　苫小牧 1.88
　浦河 11.00
　静内 4.33
　渡島 2.71
　八雲 7.33
　江差 0.67
　上川 6.33
　名寄 3.20
　富良野 6.67
　留萌 6.33
　稚内 2.63
　網走 2.20
　北見 7.14
　紋別 3.80
　帯広 1.73
　釧路 13.82
　根室 1.00
　中標津 4.75

　新型コロナの感染者数について、道はこれまで「全数把握」情報をもとに感染者数を毎日公表していましたが、"5類"への移行に伴い、季節性インフルエンザと同様、あらかじめ決められた定点医療機関の週次報告をもとに感染動向を把握する「定点把握」により、道内の発生動向を毎週木曜日に発表するとしています