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商工会の請願から1か月…神恵内村も"核のごみ"文献調査へ始動 高橋村長「どこかで受け入れないと」

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 停滞していた核燃料サイクルが北海道から動き始めました。
 
 いわゆる"核のごみ"最終処分場建設をめぐり、北海道寿都町と神恵内村が10月9日、第一段階となる文献調査に正式に応募を表明しました。

 国からの申し入れを受け入れた形の神恵内村。商工会からの請願が出てわずか1か月ほどでの結論となりました。

 高橋 昌幸 神恵内村長:「文献調査を受け入れる結論に至りましたので報告します。最終的な責任は私にある」

 神恵内村の高橋村長は午後4時から記者会見を開き、国から申し入れのあった"核のごみ"をめぐる文献調査について、受け入れると明言しました。

 理由として挙げたのは…。

 高橋 昌幸 神恵内村長:「全国のどこかで受け入れないといけないと認識している。それが神恵内村か、寿都町か、岩内町か札幌市かは大した問題ではない。私は国の政策に国民として地方自治体として協力する」

文献調査応募"決定"の一報

 正式表明を伝える速報が流れた瞬間に住民は。

 神恵内村民:「今までのやり方が気に入らなかった。こそこそやっていたので。公になって隠す必要がなくなった、決まった以上進めてほしい」「原発を見てきているからいえる」

 神恵内村民:「"神恵内には2度と行きません"とか、"核の廃棄町"とか言われる。みんなそれぞれ思うことがあると思う。全国的な問題だから、受け入れると決めた自治体を責めてほしくない」

"請願採択"当日の判断を見送った村長

 8日開かれた臨時村議会は商工会から出されていた請願を採択。事実上の応募を決めたものの、高橋村長は「時間がほしい」「あと1日、考えを整理したい」と繰り返し、明確な表明は見送っていました。

 そして9日、その村長のもとを訪れたのは…。

経産省が神恵内村の調査協力を要請へ

 鎌田 祐輔 記者:「経産省の職員が役場に到着しました」

 村を訪れた経済産業省の担当者は梶山経済産業相名の文書を手渡し、文献調査の実施について理解と協力を求めました。

 経産省 小澤 典明 統括調整官:「不安の声を上げる人ももちろんいると思うが、直接の住民説明会、村議会での議論、そして村議会での請願採択となったので、私たちが申し入れるタイミングだと思って伺った」

10月11日に住民説明会へ

 神恵内村では11日、4か所で住民説明会を開き調査受け入れについて説明したいとしています。

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