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交際男の暴行"死亡した当日"にも…詩梨ちゃん衰弱死裁判で母親証言 夜中2時「髪の毛引っ張り立たせた」

事件・事故 社会
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 2019年、交際相手の2歳の娘に暴行したうえ放置して死亡させた罪に問われている男の裁判。

 10月5日女の子の母親が証人に立ち、「男による暴行は亡くなる3か月前に始まり、死亡した当日もあった」と証言しました。

生前の池田詩梨(ことり)ちゃん

 池田莉菜被告の証言:「3月下旬、娘への暴行が始まった」

 2019年6月、北海道札幌市で交際相手の娘・池田詩梨ちゃん(当時2)に暴行したうえ放置して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた藤原一弥被告(25)の裁判。

 10月5日、詩梨ちゃんの母親で自らも保護責任者遺棄致死の罪に問われている池田莉菜被告(22)が証言に立ちました。

 藤原被告は暴行を否定していますが、池田被告は藤原被告が2019年3月ごろから詩梨ちゃんに暴力を振るうようになり、その後も虐待行為をしていたと証言しました。

池田莉菜被告(インスタグラムより)

 池田莉菜被告の証言:「4月上旬に詩梨が一弥くんのモンブランを勝手に食べた際に、思いきり平手で床に倒れこむまでたたき、洗面所に引きずっていった」

 2019年、2歳で亡くなった詩梨ちゃんの母親 池田莉菜被告(22)。

 詩梨ちゃんへの暴行を否定している藤原被告に対し、
暴行は何度もあったと証言しました。

 池田莉菜被告の証言:「(藤原被告が)詩梨の頭を殴って泣き叫んだことがあった。暴行を見るたびにやめるように言った」

池田被告(左)と藤原被告(右)(イラスト)

 2人が交際を始めたのは2019年2月。池田被告がホステスとして働いていたススキノの店に藤原被告が来たことがきっかけでした。

 同居するようになった3月には詩梨ちゃんへの初めての暴行があったほか、池田被告への暴言も始まったといいます。

 その後、池田被告が働いている間には藤原被告が詩梨ちゃんと一緒にいるようになりました。

暴行は詩梨ちゃんが"死亡する当日"にも…

送検される藤原一弥被告(2019年6月)

 詩梨ちゃんが亡くなった2019年6月5日。藤原被告は午前2時に詩梨ちゃんに立つように言います。

 しかし立ち上がることができなかった詩梨ちゃんの髪を引っ張って立たせる暴行をしていたといいます。

 その約3時間後、詩梨ちゃんは死亡が確認されました。

 詩梨ちゃんの体重は約6キロで、平均体重の半分ほどしかありませんでした。母親として衰弱に気づかなかったのか問われると。

 池田莉菜被告の証言:「もともと小柄なので極端に衰弱しているとは思わなかった。イヤイヤ期で食べなかったためだと思っていた」

 密室で何が起きたのか。10月6日は被告人質問が行われます。

密室で何があったのか…

対立する2人の主張

 詩梨ちゃんへの暴行について、法廷で双方の主張はすれ違っています。

【藤原被告の主張(冒頭陳述より)】
・暴行はしていない、ケガに気付かなかった
・池田被告が育児ストレスから暴行

【池田被告の証言】
3月:詩梨ちゃんに最初の暴力
4月:頭を平手でたたき引きずる
5月30日 口にバナナを突っ込み、粘着テープで口を塞いだうえ、手足をベビーカーにグルグル巻きにくくりつけた
死亡した日:髪の毛を引っ張る

10月6日は、藤原被告本人への質問が行われます。

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