【ノースサファリ違法開発問題】除却命令から7か月半…無許可建築物22棟と動物220匹が残る_「北海道アニマルワールド」は「1日でも早く広いところへ」札幌市は刑事告発や行政代執行など”強い処分”検討
「このエリアとかも基本的には暖かい所に生息している動物たちなので、お部屋は温度を常に計測していて、夜間とかも冷えてくるのでふさげる隙間をふさいで、お部屋の空間の密閉性を気密性を上げたりとかしている」(飼育スタッフ)
閉園してからまもなく2度目の冬を迎えます。
寒さに弱い動物たちのために地面に草を厚く敷くなどして、動物の健康を守っています。
「寒いと代謝が上がって痩せやすくなったりとかもするので、エサを食べている時は触りやすかったりするので、そういう時に体形も一緒にチェックしたりとかしています」(飼育スタッフ)
6月、サクセス観光から約20人の従業員がアニマルワールドに移籍しました。
新しい施設のコンセプトも固まってきています。
「現状まだ決まっていないのですが、札幌近郊の3つの候補地と慎重にお話を進めている段階です。規模に関しては『世界基準の動物福祉』というところを考えた上で、2万坪以上の広さを想定。動物本来の身体能力ですとかそういったものを身近に感じられるように、動物の隣で人間が体験できるような場所を考えているという感じです」(北海道アニマルワールド 佐藤郁弥さん)
理想を描く一方で、動物園の移転は予想以上に厳しいのが現実です。
「思った以上に移転には時間がかかってしまうので、建物が撤去されている中で動物たちの飼育スペースというのが限られて狭くなってしまっている現状ですので、本当に1日でも早く、広いところに連れて行ってあげたいという思いです」(佐藤さん)
11月2日、札幌市は改めて立ち入り検査を実施。
無許可建築物がまだ22棟残っていたことを確認しました。
命令を早く実行するようサクセス観光に行政指導を行うことにしています。
「『新しい動物園を開園するのに合わせて』ということなんですが、それについては具体的な担保もありませんので、それとはやはり連動しない形になるかなと思います。我々とすればサクセス観光に対して、引き続き除却を指導していくという形になろうかと思います」(札幌市開発指導課 坪田修一課長)
札幌市は今後の状況次第では、刑事告発や行政代執行などより強い処分も検討することにしています。
一方、サクセス観光は…
「安全や飼育環境を確保しながら作業を進める必要があることから、撤去の完了には至っておりません。今後も動物の安全と福祉に十分配慮しながら、関係者との調整を進め、可能な限り速やかに建築物の撤去を進めてまいります」(サクセス観光のコメント)
人間たちはどんな”答え”にたどり着くのでしょうか。




















