【十勝岳】噴火警戒レベル引き上げから1か月…“泥流”対策の砂防ダム工事が急ピッチ…積雪期は熱で雪が解け火山灰を巻き込む“融雪型泥流”に警戒 それ以外にも温泉水が噴き出せば同様の被害も
上富良野町では3か所の倉庫に、食料や水など6000人分を備蓄しています。
積雪期が近づいていることから、その一部を町内の避難施設に移し迅速な対応ができるようにしています。
しかし、火山活動に詳しい専門家は、警戒すべきは積雪期だけではないといいます。
「泥流の研究が進み、1926年の泥流では雪が解けた事実はあるが、解けた雪の量だけでは水の量が説明しきれない」(北海道大学 地震火山研究観測センター 青山裕教授)
雪解けの水だけでは、100年前の大規模な泥流の説明がつかないというのです。
十勝岳は地下水が多く、土の中の水そのものに危険が潜んでいるといいます。
「山の中に蓄えられている温泉水が一気に出てくると、夏であっても水と泥が混じった泥流の発生要因になる可能性が考えられる」(青山教授)
「地震の数は減ってきているが、熱活動についてはレベル引き上げ時点と同様に活発な状態が続いている。あらかじめハザードマップを見て自分の場所が危険なのか、どのような経路で避難すればいいか事前に確認してほしい」(札幌管区気象台 地震火山課 高田 一馬 火山防災官)
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