【敬老の日に考える“免許返納”】北海道での高齢ドライバー死亡事故は全体の約4割_免許所持の高齢者は10年間で10万人増「人に迷惑かけちゃいけないから潮時かな…」2027年度から「運転技能検査」厳格化へ
近所の人と免許返納について話すこともあります。
「行動範囲狭くなっちゃうのでどうしようかと。それを今悩んでますね」(近所に住む72歳男性)
次の免許更新は2027年ですが、平畠さんはそのタイミングで自主返納するつもりです。
「まだまだ運転する自信はありますけど、この1年っていうのは、まだまだぐっと(自分の)高齢化が進むと思うんですよ。やっぱり人に迷惑かけちゃいけないっていうこともありますから、潮時かなと。(次の)免許証の更新はね」(平畠さん)
免許を返納したあとの生活についても考え始めていました。
電動アシスト自転車の購入を検討しています。
「軽くて、安くて、長持ちして…」(平畠さん)
「おすすめはこのあたりです」(店員)
「今まで車生活していて、自転車がないとものすごく不便に感じます」(平畠さん)
運転をやめる寂しさはあります。
それでも、近くに住む息子さんが「必要なときには車で連れていく」と免許返納を後押ししてくれました。
「(妻も)一緒にすると言っています」(平畠さん)
道内で運転免許を持っている高齢者は、約87万人。
この10年間で10万人以上増えています。
警察は運転に少しでも不安があれば相談してほしいと呼びかけています。
免許の返納を考えている方も多い中、返納後の生活をどれほどリアルに想像できるかというのがポイントとなっている。
自治体も免許返納に関して様々なサポート体制を整えている。
例えば道であれば、スーパーへの配送料を割引する施策、車を買い取りしてもらう際、上乗せをする、 タクシー料金の割引や、 平畑さんのように電動アシスト自転車への一部割引が制度として用意されている(いずれも協賛店に限る)。
平畑さんが住む北広島市では返納時に2万円分のバスやタクシー利用券を受け取る事が可能。
返納しても大丈夫だと思える環境づくりを社会でも考えなくてはいけない。
道警は運転に不安を感じるようになったら、安全運転相談ダイヤル#8080に電話してと呼びかけている。
シルバーウィークのような連休を機に、家族で免許返納について話し合うのもいいかもしれない。



















