【基準地価】札幌の奥座敷”定山渓”意外な場所が住宅地上昇率1位「観光客増→雇用増→人口増」札幌全体は14年連続上昇も『鈍化』7年ぶりに7か所下落―バス減便のあおりも…〈北海道〉
「1平方メートル当たりの土地の価格が公表されました。2026年の価格は、どうなっているのでしょうか」(熊坂友紀子記者)
1平方メートル当たりの土地価格、いわゆる「基準地価」。
北海道によりますと、北海道内の住宅地で最も上昇率が高かったのは、スキーリゾートなどが外国人に人気の富良野市北の峰です。
上昇率は32パーセント。2年連続で全国1位でした。
札幌市の住宅地も14年連続で上昇していて、平均価格は10万円超えです。
ただ上昇率は0.7パーセントと、2025年の半分、2024年の5分の1となっています。
「建築費の上昇や金利の上昇などで負担が増えてきたということで、(地価の)上昇の勢いは弱まっているかなと思います」(北海道不動産鑑定士協会 横山幹人 理事)
かつての勢いが鈍くなった札幌市。7年ぶりに地価が下がった場所が7か所も。
最も下落率が高かったのは南区の川沿12条5丁目で、価格は3万5700円。下落率は1.1パーセントでした。
「(下落した)郊外の住宅地は、地下鉄やJRが徒歩圏じゃないところが多いんです。建築費が高騰したり、金利が上昇したりして(不便なのに)割安感が薄れているのかなと思います」(横山理事)
下落した地域の一部では運転手不足などに伴うバスの減便が相次いでいます。
住環境の変化が地価にも暗い影を落としていました。
「上昇率が1位だったのは、定山渓温泉の温泉街から車で5分圏内の住宅地の一角です」(熊坂記者)
定山渓温泉西1丁目の地価は1万1000円で、上昇率は、なんと6.8パーセント。
要因は、コロナ禍以降の観光客の回復や観光施設の増加です。
「(観光施設や店の)経営者など関係者が住むという需要もあります。観光需要に関連して住宅地も上昇している」(横山理事)





















