北海道の秋サケ「10年前の1割」ピーク時の6%に減少見込み…根室地方の漁協は網入れを9日延期→将来の資源確保へ〈北海道〉
明治初期からの歴史を持つ札幌の「二条市場」。
秋の味覚がずらりと並んでいますが、例年とは様子が違います。
「10年前から見ると、(秋サケは)本当にもう10%ぐらいしかないって感じですね。店頭にワーッと(サケを)並べられればいいですが、ちょっと値段が高いので店頭に展示できないのが現状です」(本間鮮魚店 本間浩社長)
近年、オスの秋サケは1キロ1000円から2000円に値上がりしていて、筋子は倍近くに跳ね上がっています。
「(値段が上がると)食べづらくなっちゃうなという感じだ」
「せっかく海鮮を食べに来ているから食べられなくなるのはもったないし、悲しいかな」(いずれも東京からの観光客)
文字通り、高根の花になっている秋の味覚の主役、秋サケ。
そこで資源確保に向けた取り組みが始まっています。
午前5時ごろの北海道東部・標津港。
沖に向かったのは秋サケ漁の船です。
でも、サケを水揚げするためではありません。
「今年は自粛の期間が長かったので『ようやく漁ができるな』という思いですね」(標津漁協さけ定置漁業部会 皆川秀美部会長 )
道の研究機関の予測では道内のサケの来遊数は、2025年は約685万匹まで落ち込みました。
2026年はさらに半減して、364万匹あまりの予想に。
20年ほど前のピーク時の約6000万匹の6%まで落ち込む見込みです。
Q:お味はどう?
「おいしい!」
標津町は全道6位の水揚げ量を誇る、「サケの街」です。
毎年秋の「あきあじまつり」では特産のサケから作った「イクラ丼」が無料で提供されるなど、秋サケは町民の暮らしに根付いています。
この文化を絶やさないことを願い、きょう行われていたのが、秋サケ定置網漁の網を仕掛ける作業です。






















