【ミャンマー人虐待農場】新たな“被害”の訴え…ペットボトルで頭を殴打も…専門家は「"北海道に行ったら大変なことになる"といううわさが広がったら来てもらえなくなってしまう」労働力不足解消に影響も
農業経済に詳しい専門家は。
「労働力は地方の農業や水産加工業を中心に非常に不足している。それゆえ外国人に頼らざるを得ない状況がある」(北海学園大学経済学部 宮入隆教授)
そんな中で明るみに出た今回の問題。影響は大きいといいます。
「『北海道に行ったら大変なことになる』といううわさが広がってしまったら、外国人労働者が来てくれなくなってしまう。依存度が高いのに 来てもらえなくなることは、北海道としてはものすごく怖い」(宮入教授)
「自分たちが日本にあこがれてきた『日本人は優しい』ということが、こういったことになり悲しくなった。他の労働者が自分たちのようにならないようにしてもらいたい」(ミャンマー人男性)
この言葉を私たちはどう受け止めたらいいのでしょうか。
今回、虐待を受けていたとされるミャンマー人労働者は、国の「特定技能制度」に基づき日本にやって来た外国人です。
「技能実習制度」とは別の制度です。技能実習制度は、技能移転・人材育成など日本の技術を学び、それを自分の国で生かすため、技能を学ぶための制度として作られました。
一方、今回のミャンマー人たちは「特定技能制度」で日本に来ています。特定技能制度は、日本が現在置かれている人手不足への対応。海外の人材に日本へ来てもらい、技能を生かして働いてもらう制度です。
「技能実習制度」が事実上、安い賃金での労働力として扱われるという問題が非常に多かったため、2027年4月からは、別の新しい制度に切り替わります。学びながら働いて、特定技能の在留資格資格というのを目指す設計にもなっています。
今回、「特定技能」で、このような問題が起きてしまいました。
北海道で働く海外の人の姿をよく見るようになりましたが、特定技能が創設された2019年から見てみると、技能実習も特定技能も約2.5倍になっており、外国人労働者の力がなければ、北海道の産業が回らない状況です。
今回の件が京極町の一会社の問題なのか気になりますが、外国人が安心して働ける環境づくり、安心して辞めたりもできる制度ができているのか心配です。
今後の北海道、日本において大きな問題です。今後の対応が注目されます。


















