【ジャガイモ】アメリカ産輸入解禁へ動き加速…国内産の8割を生産する北海道は大きな痛手…“天敵”の病害虫「ジャガイモシストセンチュウ」侵入リスクも高まる 農家からは反対の声相次ぐ
地元の農協も反対の声を上げました。
「政治的なことは控えるようにしていますが…こればかりは、心配せざるを得ません」(JA今金町の公式SNSより)
このSNSの投稿について、農協の担当者は。
「生産現場を知っているわれわれから、心配の声を発した方がいいのではないか。輸入を認めるにあたっても、リスクを最小限ではなく、ゼロにしてもらわないといけない。今いない病害虫が入ってきた時の対処は、必ず後手後手になる」(JA今金町営農部 佐藤 貴弘 部長)
そして、これは決して農家だけの問題ではありません。
「今金男しゃく」を使ったポテトフライです。
今金町の飲食店「和しょく 田なか」では、地元産のジャガイモを使った料理が自慢です。
「口の中にいれると衣がサクサクで、とても甘くて、ほくほくしていておいしいです」(阿部記者)
アメリカ産の輸入が解禁されても、地元のものを使い続けたいといいます。
こちらの店にとって地元産のジャガイモとは。
「なくてはならないもの。農家でジャガイモが取れないということは、すなわちわれわれも買えないということ。そういう危険性があるのなら、最初からストップした方がいい。なってしまってからでは遅い」(和しょく 田なか 田中 徳治さん)
政府が輸入解禁へ向けて着々と手続きを進めることについて、農業経済に詳しい専門家は。
「駆除の難しい病害虫のリスクを抱え込むことになる。ジャガイモは北海道の畑作農家にとって非常に重要な品目。畑作経営全体にも大きな影響を与える決断を、いま迫ろうとしているという状況」(北海道大学大学院 小林 国之 准教授)
北海道産ジャガイモは近年、温暖化の影響で収穫量が減っていました。
2026年の夏は北海道らしい気候に恵まれ豊作だといいます。
ジャガイモの一大生産地の北海道。
その未来はどうなるのでしょうか。


















