【備蓄米買い戻し-新米価格への影響は】コメ不足から一転2026年は供給過多の見通し_新米価格の下支え狙い政府が9月に備蓄米を買い戻す方針が浮上…北海道で新米の収穫が始まり農家も消費者も価格の動向を注視
JAひがしかわによりますと、2026年は平年並みの1万1500トンの収穫を予定しています。
「世界一おいしいコメを消費者の皆さまに届けられればと考えています」(JAひがしかわ 田中 季次さん)
一方、2025年に私たちの食卓を襲ったコメ不足が一転し、2026年はコメが余り、価格も下がる見通しです。
そんな中、2025年に大量に放出された備蓄米を、政府が9月に買い戻す方針が浮上しました。
2025年3月末には96万トンあった備蓄米は、2026年6月末には32万トンまで減少。災害などに備えるため、備蓄米の積み増しは必要ですが、新米価格など、私たちの生活に影響はないのでしょうか。
政府が備蓄米の買い戻しを新米が出回る9月に実施する方針なのは、少しでも価格を下支えするためとみられますが、その量は収穫予想量の2%に過ぎず、効果は未知数です。
肥料や燃料などの経費は上がっているのに、コメの価格は下がる。農家からは悲鳴が上がっています。
「実際はこんなに(コメの価格が)下がってしまったので、来年から(設備投資した費用の)支払いができない感じになります」(芦別の稲作農家 中村寛郎さん)
物価高の中、新米の価格はどうなるのか。消費者も生産者も、その動向を見守っています。
新米の季節を迎える中、政府が備蓄米を買い戻す方針を明らかにしました。
2025年の「令和の米騒動」では価格高騰が問題となりましたが、2026年は一転して米の価格下落が農家を苦しめています。
専門家は小売価格への影響は限定的との見方を示しています。
2025年の「令和の米騒動」では、政府が備蓄米の倉庫から米を放出し、市場に流通させることで価格を抑えようとしました。
今回はその逆で、市場にある米を備蓄倉庫に戻す動きです。
備蓄米は2025年の放出により100万トン近くあったものが、現在32万トンまで減少しており、将来に備えて補充する必要があるためです。今回は2026年に収穫された新米を備蓄倉庫に入れていくことになります。
気になるのは、備蓄米の買い戻しによって新米の価格が上がるのではないかという点です。
酪農学園大学の相原晴伴教授は「今回の買い戻しは15万トンほどが想定されている。これは今年収穫が予定されている新米のわずか2%ほどにすぎず、小売価格に影響を与えるようなものにはならないのでは」と分析しています。






















