【今年のコメは…?】「概算金」の大幅下落によりコメは値下がりへ_消費者が「うれしい」「助かる」と歓迎の一方、農家には衝撃「10年後どう経営しているか見通しは非常に難しい」〈北海道〉
「寒地稲作の父」と呼ばれる中山久蔵(1828~1919)が1873年、栽培に成功した「赤毛」。
「ゆめぴりか」や「ななつぼし」などのルーツとなったこのコメの田んぼが、北広島市にあります。
「いただきます!」(小学生たち)
8月24日に2学期が始まった市内の大曲東小学校では、地元産のコメを使った給食が出ました。
「(Q、家の料理と給食はどう違う?)ご飯のやわらかさ。給食の方がやわらかい気がする」(6年生の女子児童)
「かめばかむほど甘くておいしいです。いつも食べている味なので安心して食べられる」(6年生の男子児童)
子どもたちも大好きなコメ。
2026年の出来はどうなっているのでしょうか。
旭川市の稲作農家・川添宏明さんです。2026年の出来に満足していました。
「夏は暑かったんですけど、夜涼しくなったりして。積算温度もとれているし、稲もストレスなく育っているので非常に良い状態で生育してきて、本当にいい出来になるんじゃないかなと思っています」(旭川市の稲作農家・TO BE FARMING 川添宏明さん)
衝撃の知らせが届いたのは、8月20日です。
ホクレンが2026年産の「概算金」を2025年から約40%引き下げると決定したのです。
概算金とは、農協がコメを集荷する際、農家に前もって支払うお金のこと。
玄米60キロあたりの「ゆめぴりか」が2025年の3万円から1万8500円に、「ななつぼし」が2025年の2万9000円から1万7000円に引き下げられました。
コメの業界団体は4月、コメの生産には2万535円かかると発表していて、概算金はこれを大幅に下回ることになります。
「石油製品の肥料であったり、生産資材、そういうのが本当に今一番価格が上がっている状況で、それプラス農薬関係も毎年少しずつ値上げしている。コストが上がって過去最高に経費がかかっている状態なので、今後の物価高を考えると、概算金は2万円は欲しかったと思っています。どう10年後、経営していくかということが今、非常に見通しが難しい状態です」(川添宏明さん)





















