【早くも秋の味覚】サンマ水揚げ日本一の港から出漁 家族から「頑張って」と声援…しかし来遊量は過去最低の予測 魚体も小ぶりで価格はどうなる…かつては豊漁で“1匹2円”の時代も
サンマ水揚げ日本一、北海道根室市の花咲港からは29隻が出漁しました。
棒受け網漁はサンマが光に集まる習性を利用して集魚灯で網に誘導する漁法で、初水揚げは数日後の見通しです。
7月には10トン未満の小型船が対象のサンマ流し網漁で、初水揚げがありました。
札幌市で行われた初競りでは1キロあたり111万2000円の過去最高値がつきました。
「見た目が太く、脂の乗りもよい。おいしく食べられると思う」(サンマを落札した人)
サイズは大ぶりで、漁に期待できそうな予感がありましたが。
「来遊量は2025年を下回ると予想している」(水産研究・教育機構 冨士 泰期さん)
水産研究・教育機構の調査によりますと、サンマの漁場となる北西太平洋の2026年の来遊量は、2025年と比べ6割以上少ない42万9000トンとみています。
これは2003年に調査を開始して以来、最も低い予想です。
1匹あたりの重さも100~110グラムで、2025年の110~160グラムと比べると小ぶりとなる見通しです。
「サンマが来遊しても日本の近海まで到達しない。日本の沖を南下するイメージ。2027年以降は見通しが立たない」(冨士さん)
サンマの棒受け網漁は、北海道東部では戦後まもなく始まりました。
1963年には釧路市の釧路川河口付近にサンマの群れが押し寄せました。幣舞橋付近では200人ほどが集まり、バケツや手づかみで取る大騒ぎとなりました。
1973年には大漁で価格が1匹2円と暴落し、市民に無料でプレゼントされたことも。
「サケとサンマ、秋の味覚の代表選手がどちらも安いとあって、北の海の幸がにぎやかに食卓を飾りそうです」(当時のリポーター)




















