重い障がいある子が「その子らしく生きられる場所」 札幌市に「こどもホスピス」2028年の開所を目指す 重度障がい児と家族が安心して過ごせる場所に ライオンズクラブが連携協定で1億円相当を寄付へ
重い病気や障がいがある子どもと家族が安心して過ごせる「こどもホスピス」の建設に向け、札幌市などで重度障がい児向けのデイサービスを運営するNPO法人「ソルウェイズ」が7月31日、ライオンズクラブと連携協定を締結しました。
「さっぽろこどもホスピス」は難病や重い障がいのある子どもたちが「その子らしく生きる」ことを目的にしていて、ファミリーレストハウス(入院中の一時外泊やスムーズな退院移行を担う)や家族相談センター、医療的ケア対応のショートステイ、診療・看護などを合わせた「ハイブリッド型拠点」になることを目指しています。
2027年夏ごろに着工、2028年3月の開所を予定しています。
ホスピスの拠点建設に向けては札幌市と石狩市で重度障がい児向けデイサービスを運営するNPO法人「ソルウェイズ」と長期入院の子どもと家族を支えるNPO法人イナンクル、北海道医療的ケア児者家族の会「Team Dosanco(チームどさんこ)」が協議会を設置し、準備を進めています。
その建設に向けソルウェイズは7月31日、ライオンズクラブと協定を締結しました。
さっぽろこどもホスピスの総事業額は約4億円規模で、このうち建設に関してライオンズクラブ側が1億円相当の寄付を行う予定です。
会見でソルウェイズ代表理事の運上佳江さんは「医療的ケア児らを社会で温かく育てられる地域にしていこうという、私たちと同じ思いを持ってくれる人たちがいることに当事者の親として心強く感じます。難病や小児がんなどの治療は病院の中だけでなく、家族、地域の中で温かく見守られて治療ができる時代だということ。それを支える場所がこどもホスピスということを社会の人たちに知ってもらいたい」と語りました。

















