【函館記念1988年】サッカーボーイ衝撃のレコード勝ち!G1馬4頭がそろった「伝説」と語り継がれる一戦
函館記念には、今なおファンの間で“伝説のレース”として語り継がれる一戦があります。1988年8月21日に行われた第24回函館記念です。
この年の函館記念は、史上まれに見る豪華なメンバーが集結しました。1985年の日本ダービー馬シリウスシンボリ、1987年日本ダービー馬メリーナイス、同年の桜花賞とオークスを制した2冠牝馬マックスビューティ、阪神3歳ステークスの勝ち馬サッカーボーイと、G1馬4頭が出走。
さらにマイネルグラウベン、パッシングパワーといった重賞勝ち馬も顔をそろえ、ローカル開催のハンデ重賞としては異例の豪華メンバーとなりました。ハンデはシリウスシンボリ、メリーナイスの59キロから、パワーウイナーの50キロまで幅広く設定されていました。
レースはメイショウエイカン、マイネルグラウベンが2コーナー過ぎから先手を奪う展開。有力馬が中団で脚をためるなか、向こう正面から進出して4コーナーで先頭に立った河内洋騎乗の1番人気サッカーボーイが、直線で一気に突き抜けました。2着のメリーナイスに5馬身差をつける快勝でした。
勝ちタイムの1分57秒8は、1986年にニッポーテイオーが記録した1分58秒6を0秒8更新する驚異的なレコードタイム。その後、洋芝開催となった函館競馬場では、2025年にヴェローチェエラが1分57秒6で更新するまで、37年間破られなかった函館記念レコードとなりました。
デビューの地・函館競馬場で改めて圧巻の走りを見せたサッカーボーイは、この年の秋にマイルチャンピオンシップ(G1)を制覇。さらに同年の有馬記念ではオグリキャップの3着に入り、このレースを最後に引退しました。2011年に26歳でこの世を去りましたが、1988年の函館記念は今なお語り継がれる名勝負です。
第24回函館記念 1988年8月21日
1着 サッカーボーイ 河内 洋(牡4・56.0) 1分57秒8
2着 メリーナイス 根本康弘(牡5・59.0) 5
3着 トウショウサミット 柴田政人(牡7・55.0) 2・1/2
4着 シリウスシンボリ 加藤和宏(牡7・59.0)クビ
5着 アサクサキャリア 田原成貴(牡5・53.0) 1・1/4
6着 マックスビューティ 田島良保(牝5・57.0) 1/2
7着 メジロゴスホーク 村本善之(牡5・55.0) 1
8着 メジロドーム 的場 均(牡6・52.0) 2・1/2
9着 パッシングパワー 猿橋重利(牡6・56.0) 3/4
10着 アズマグリント 大塚栄三郎(牡6・53.0)1・1/2
11着 メイショウエイカン 松永幹夫(牡6・52.0)1・3/4
12着 パワーウイナー 東 信二(牡4・50.0)2・1/2
13着 オサイチブレベスト 松田幸春(牡5・54.0)1/2
14着 マイネルグラウベン 武 豊 (牡4・54.0)6
サッカーボーイ(牡)
父ディクタス 母ダイナサッシュ 母父ノーザンテースト
栗東 小野幸治厩舎 生産牧場 社台ファーム
通算成績 11戦6勝
主な勝鞍 マイルチャンピオンシップ(G1)、阪神3歳ステークス、函館記念(G3)、中日スポーツ賞4歳S(G3)
















