「弟を見殺しにして食べたラーメンは美味しかったですか」遺族が怒りの訴え―"強盗致死罪"川村葉音被告ら判決へ―服をはぎ土下座・頭髪焼き・数十回の顔面打撃・花火だと嘲笑し"ライダーキック"など暴行
■凄惨な暴行を受ける被害者に"ライダーキック"…滝沢被告には「懲役20年」求刑
滝沢被告について検察側は、「ライダーキック」と叫びながら被害者を蹴るなど、ふざけながら暴力を振るう雰囲気が形成され、暴行を盛り上げる役割を果たしていたと指摘。
首元への蹴りや、いわゆる「根性焼き」と呼ばれる行為への関与も。
6月11日の裁判では、滝沢被告に対して検察側が「終始主導したとは認められない」として懲役20年を求刑。
一方、弁護側は「少年であることが考慮されるべき。流れを抜けられない未熟さがあった」として「懲役15年が妥当」としています。
■頭髪を燃やされる姿見て「これ花火だ」…当時16歳の少年には「懲役10年以上15年以下の不定期刑」を求刑
6月19日の裁判で検察側は、当時16歳の少年について、暴行の主犯格とされる川口侑斗被告(当時18)による暴行が始まった後も、暴行を止めることなく、頭髪を燃やされる被害者を「うわーこれ花火だ」などと嘲笑し、「仲間との遊びの延長のような心持ちで暴行や強盗にまで及んだと言える」と指摘しました。
そのうえで、主導したとは認められないこと、実際に加えた暴行が他の共犯者より劣ること、犯行時16歳であったことを考慮したうえで「懲役10年以上15年以下の不定期刑」を求刑しました。
一方、弁護側は、少年の暴行は「自分のサンダルに被害者の血がついたことに憤慨して蹴りを入れたのみ」とし、「最年少で従属的な地位」であることから「懲役5年から10年の不定期刑が相当」と主張しました。
■「弟を見殺しにして食べたラーメンは美味しかったですか」遺族の怒りと悲しみ
救急車を呼ぶこともなく被害者を放置したまま、奪った金品を使ってコンビニで買い物をし、ラーメン店で食事までしていた被告たち。
被害者の姉は法廷で「盗んだ金でラーメンを食べて帰る、正気か」「弟を見殺しにして食べたラーメンは美味しかったですか」などと強い怒りを示し「法律の許す最大限の刑に処して欲しい」と訴えました。
また両親も代理人を通じて意見陳述し、父親は「毎日息子に線香をあげることしかできない」「無念で無念で仕方ありません」と苦しい胸の内を吐露しました。
母親も「息子の無念を晴らすため、最大限の刑罰を望みます」と訴えました。
川村被告、滝沢被告、当時16歳の少年ら3人の判決は、6月25日午後に言い渡される予定です。


















