「反省と謝罪の日々を送ってきた」内田梨瑚被告、法廷で初めて遺族に謝罪"25秒間"頭を下げ「人生を奪ってしまい本当に申し訳ありません」涙流し言葉に詰まる場面も…一方で殺意と実行行為は否認【裁判詳報7】
■検察官からの質問に態度豹変…無言が続く場面も
質問者は弁護側から検察側へ。いきなり鋭い質問が飛ぶ展開となった。
Qなんで泣いたんですか
「…」
Q質問は聞こえましたか
「…」
1分ほどの沈黙。答えが返ってこないことにしびれを切らした検察官が新たな質問を投げかけると、内田被告は「はい」とだけ答えた。
弁護側の質問で涙を見せていた場面とは対照的に、検察側の質問には短い受け答えが続いた。
最後にもう一度、涙の理由について問われると、「自分がどのような気持ちで女子高校生を思っているか話すことで自然と涙が流れました」と説明した。
■『梨瑚さんの証言は全部嘘』と話した共犯者に対し「事実と違うことを述べている」
女子高校生の母親の弁護士からは、共犯者(内田被告から"舎弟"と呼ばれ当時19歳だった女・懲役23年が確定)の証言や、殺人の実行行為に関する質問が続いた。
これまでの証人尋問で、共犯者は「梨瑚さんの調書は全部ウソ」と発言したのに対し、内田被告は「事実と違うことを述べている」と述べ、"舎弟"の証言を真っ向から否定した。
「(共犯者は)橋の上で女子高校生に殺意を持っていました。でも私は殺意を持っていませんでした。2人で一緒にいて同じ行動をしていて、同じ場面を見ていたのに、私と考えが違うはずがないと思っていたんだと思います」
3日の裁判では「殺意があったと言われるのは当然」と話していた内田被告。
この日、改めて殺意について問われると…
「女子高校生に対する殺意は全くありません。橋の上で落下させてもいません。ですが女子高校生を死なせてしまった、その結果は、私が合流して苦しめた結果だと思っています」
殺意と実行行為について改めて否認した。
被告人質問を終えた7回目の公判。裁判は次回6月8日に結審する見通しだ。

















