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「長時間・多数回の暴行で致命傷」全身に皮下出血や腎臓損傷_血液量の20~30%が流れ出た外傷性ショック【江別大学生・集団暴行死】川村被告の両親の証人尋問を予定〈北海道〉

事件・事故 社会 友だち追加
川村葉音被告(左)と八木原亜麻被告

川村葉音被告(左)と八木原亜麻被告

 2024年10月、北海道江別市の公園で大学生の長谷知哉さん(当時20)が男女6人から集団暴行を受けて死亡した事件。


 札幌地裁では強盗致死などの罪に問われている川村葉音被告(21)ら3人の裁判員裁判が続いている。

 6月3日は川村被告の両親が証人尋問を行う予定だ。

川村葉音被告(提供 視聴者)

川村葉音被告(提供 視聴者)

 この裁判は江別市の公園で2024年、大学生の長谷知哉さんに暴行を加え、死亡させた上、現金などを奪ったとして川村葉音被告(21)、瀧澤海裕被告(当時18)、当時16歳の少年の男女3人が強盗致死などの罪に問われている。

事件があった現場

事件があった現場

 6月2日の裁判で検察側は、前日に開かれた長谷さんの遺体を司法解剖した医師の証人尋問の内容をもとに主張を展開した。


 長谷さんの遺体の損傷状況について、医師は「頭と顔の全体にわたって出血していて、数十回以上顔面が打撃されたと考えられる」と証言。

 その上で全身の血液量の20~30%を失い、外傷性ショックで死亡したと説明した。

 また「意識障害は終盤の暴行で発生したと考えられる。その直後に救急車を呼び、専門の病院で輸血などの処置を受けていたら、かなり高い確率で十中八九助かっていた。ただし脳に障害が残っていたかもしれない」とも述べていた。

 6月2日の裁判で、検察側は「被害者のケガは頭部を中心に全身にわたり、皮下出血・筋肉内出血があったほか、右の腎臓が出血していた。全身に傷害を負い致死量の出血により死亡したことからすれば、長時間・多数回の暴行が積み重なり致命傷に至った」と指摘。

 その上で、金品を奪う意図が生じた後の暴行が激しく、死因である外傷性ショックにつながったとして強盗致死罪が成立すると主張した。

事件の相関図(年齢は当時)

事件の相関図(年齢は当時)

 一方、弁護側は「成立罪名は争わない」とした。


 6月3日の裁判では、川村被告の両親の証人尋問が行われる予定だ。


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