【AIがクマをリアルタイム検知】札幌市で最新システムの実証実験開始―市街地への接近を監視し、迅速な対応へつなげる新たな取り組み〈北海道札幌市〉
市街地に向かう恐れがあるクマをリアルタイムで検知する最新システムの実証実験が5月22日から始まりました。
カメラに向かって激しく威嚇する巨大なクマ。
北海道内では2026年、冬眠明けにも関わらず、体が大きいクマが目立ちます。
人の生活圏に近づくクマ。人との軋轢を防ぐため新たな取り組みが始まりました。
「山にほど近い基地局に監視カメラが設置されました」(熊坂友紀子 記者)
札幌市・西区山の手の施設にAIと連携した監視カメラが設置されました。
カメラが撮影した映像は常時サーバーに伝送され、AIが解析し、リアルタイムでクマの出没を検知します。
このシステムはNTTドコモが通信サービスの技術を活用し、2025年11月から開発を進めてきたもので、22日から実証実験を始め、クマを解析する精度などを確認します。
「市街地と森林が近接している。自然に近接している基地局を選定させていただいている」(NTTドコモ経営企画部 松浦友也さん)
札幌市内では西区の三角山から南区の藻岩山にかけてのエリアや、豊平区羊ヶ丘などでクマの出没が多く確認されています。
これまでは、目撃情報があると市の職員が現地調査を行い、出没の有無を確認していましたが、このシステムが導入されると、迅速な対応ができるようになります。
実証実験は11月までで、今後、自治体への通報や自動で威嚇音を出すなどの対策も検討する方針です。


















