【仲間に託された“形見”の猟銃】廃棄した検察の説明にハンター怒り収まらず「放棄に同意するわけがない」…最高裁で逆転勝訴も返還されず…手続きは適切だったのか弁護士が確認の意向
「悪意的にやったとしか思えない感じがする」(北海道猟友会 砂川支部 池上 治男さん)
検察が明らかにした、猟銃の廃棄に至る経緯。ハンターの怒りは収まりません。
「本当に、おかしいことだと思う」(池上さん)
北海道砂川市のハンター、池上治男さんはクマの駆除を巡り銃の所持許可を取り消されましたが、最高裁で逆転勝訴しました。しかし、警察に証拠品として押収された猟銃1丁が戻っていません。それは仲間から譲り受けた形見の品でした。
「託された銃を持って、『私はあなたの代わりにこの銃を人のために使う』と言って別れた。その後、すぐ亡くなった」(池上さん)
札幌地検がこの件について説明しました。それによると、池上さんが警察に銃の所有権放棄書を提出したといいます。池上さんの署名と捺印があり、地検は「作成過程に問題があったとは承知していない」としています。その後、検察が銃を廃棄しました。
「銃が廃棄されるとわかっていたら、放棄に同意するわけがない。書類が紛れ込んで印鑑を押していたら、わからない。膨大な書類に印鑑を押したので」(池上さん)
池上さんの弁護士は、手続きが適切だったか当時の書類などを確認するとしています。


















