【知床遊覧船事故から4年】追悼と安全への誓い『私たちは、わすれません』と掲げ追悼式「葬儀もできない…納骨もできない状態」乗客家族の思い〈斜里町長―町の歴史の中に4月23日は深く刻まれている〉北海道
「黙とう」
事故の対応の最前線となった漁村センターでは、追悼式が執り行われました。
「気持ちが少しでも和らいで日常に戻ってほしい」(事故時に対応した前斜里町長 馬場隆さん)
「斜里町の歴史の中に4月23日は深く刻まれている」(山内浩彰斜里町長)
2022年4月23日、天候が荒れる予報の中、知床遊覧船のカズワンは乗客乗員26人を乗せ、ウトロ漁港を出ました。
知床の雄大な大自然を楽しみにしていたのに、冷たい海の底に。
20人が死亡、6人がいまも行方不明のままです。
「絶対どこかにあるだろうと思って探してみて、やはりあった」(捜索ボランティア 桜井憲二さん 2022年8月)
事故後、ボランティアで行方不明者を捜索した羅臼町の漁師、桜井憲二さん。
「この時期になると自分も漁師なので、海の上にいるとついこの間のような気もするし、複雑な思いがある」(桜井さん)
旅館の従業員として乗客家族の対応に当たり、いまも知床で働く杉浦登市さん。
「笑顔で話ができる時が来たらいいなという気持ちで手を合わせている」(杉浦登市さん)
「飛び込んだと思ったら胸がいっぱいになった」(小柳宝大さんの父親)
保管されたカズワンのもとを訪れた男性。
海外で働いていた息子が一時帰国中にカズワンに乗り、いまも行方不明のままです。
「葬儀もできない、納骨もできない状態だから、ウトロ漁港だと本人と対面するような気持ち」(小柳宝大さんの父親)
社長の桂田精一被告は4月16日、業務上過失致死の罪に問われ、禁錮5年が求刑されました。
追悼式会場に掲げられた「私たちは、わすれません」という誓いの言葉。
知床に春が訪れようとしています。






















