【函館は歴史的建造物の”宝の山”】観光スポット「金森赤レンガ倉庫」周辺の築100年前後の建物が相次いでリニューアル_”古くて、新しい函館”が次々と誕生した背景には何が?〈北海道〉
「コクのあるスープに麺がしっかり絡んですごくおいしいです」(阿部空知記者)
北海道産小麦を使ったこだわりの麺に函館産の真昆布などからダシをとった函館名物の塩ラーメン。
北海道産のいくらとホタテや、サーモンをふんだんにのせた海鮮丼。
函館名物を堪能できるこの店は築90年ほどの建物を改装しています。
以前はスーツなどを仕立てる「山崎洋服店」でしたが、2025年ラーメンと海鮮丼を提供する「ヤマザキ洋服店」としてオープンしました。
「当時スーツの生地とか製品を置いていた棚がまだ残っていて、何か新しいものにつくり変えるのは違うなと自分たちの中で引っかかった」
「どうせだったら『山崎洋服店』という名前をそのまま使ってみようと」(いずれもヤマザキ洋服店 小原伸哉さん)
この日は客の8割ほどが観光客でした。
「来ただけの価値はあります。すごくおいしい」(静岡県から来た客)
「日本に来て大体1年ぐらい。ずっとラーメンを食べまして、これは最高です、本当に最高です」(台湾から来た客)
改装費に600万円ほどかかりましたが、その多くが古い建物を利用するためのコストでした。
しかし、歴史的な建物に店を構えることは単に「営業する」ということ以上の意味を持っていたようです。
「函館の街の歴史を知ってもらって私たちも一つでも多くちょっと知ってもらえるように説明をして、お客さんに観光して楽しんでいただくというのが店のコンセプトというか、使命にできた」(ヤマザキ洋服店 小原さん)
函館で歴史的建造物のリニューアルが相次いでいる背景とは…
「(観光客は)その場所にある固有のストーリーだとか、『その場所だ』みたいな経験、体験をしたい」
「函館の西部地区のような歴史的、文化的なものがしっかり残っている所にみんな行って体験したい」(いずれも函館大学 高橋和将 地域連携センター長)
「古くて、新しい函館」が街のさまざまな場所で誕生しています。


















