【町唯一の民間医療法人】負債6億円超で「債務整理」を弁護士に一任_長年地域に根ざしてきた「診療所」が人口減少などで業績悪化…規模縮小し運営継続中〈北海道白老町〉
北海道白老町唯一の民間の医療法人「医療法人社団生田医院」が、負債額6億円以上を抱え債務整理を弁護士に一任したことが分かりました。
民間の信用会社・帝国データバンクによりますと、「医療法人社団生田医院」は診療所の生田医院を手掛ける町唯一の民間の医療法人で、近隣住民を中心に診療をおこなっています。
長年地域に根ざした医療施設として浸透するほか、介護老人保健施設なども運営。2023年3月期には年収入高約6億3200万円を計上していました。
しかし、患者数減少や医療材料・人件費の高騰で採算が悪化。赤字計上となったほか業績改善を図れず、2025年3月期の年収入高は約5億6900万円に留まっていたということです。
さらに2025年12月に長年指揮を執ってきた前理事長も死去。負債は2025年3月期末時点で約6億2200万円ですが、今後変動する可能性があるとされています。
「医療法人社団生田医院」は12月に債務整理を弁護士に一任。今後負債状況などを整理したうえで、債務整理の方針を決定する見込みです。
生田医院は規模を縮小しながら現在も運営が続いているということです。
医療機関の運営をめぐってはコロナ禍以降、全国的に倒産や休廃業・解散が目立っています。帝国データバンクによりますと、医療機器の価格、人件費、入院患者の給食費、光熱費などの高騰分を診療報酬でまかなえず、経営者の死亡高齢化なども重なり、2024年は過去最多を更新。2025年上期も前年ペースを上回っています。















