【初の後発地震注意情報】函館市では震度5強の揺れ…津波から逃れるため高台に避難する人々―札幌でも震度4の揺れで地下鉄に影響・エレベーター閉じ込めも…今後1週間程度は注意必要<北海道>
「津波注意報が発表されました。海岸に近づかないでください」(防災無線のアナウンス)
「高台には多くの車が避難してきており、奥まで車列が続いております」(阿部空知記者)
北海道の太平洋沿岸に津波警報と津波注意報が発表され、多くの人が避難先で不安な冬の夜を過ごしました。
「津波が大きいものが来ると困るので、それだけなければ。あとは余震が今後も続いたら困りますね」(高台に避難をした市民)
「23時40分から大通、麻生区間運転となっています」(地下鉄駅員アナウンス)
札幌も震度4の揺れに襲われました。
地下鉄は遅れのほか、一部で折り返し運転となりました。
市内のビルではエレベーターの閉じ込めも発生。
閉ざされた空間で不安な時間を過ごしました。
「かなり揺れている感じで、ちょっとやばいなと思って。電気が消えてもしかしたら大きい地震なのかなという感じで」(エレベーターに閉じ込められた人)
道などによりますと、日高町で70代の女性が避難の際に転倒し、骨折するなど、合わせて12人がケガをしました。
一夜明け、震度5弱を観測した日高の様似町では…
「こちらの建物では外壁に大きな穴が開いていて、一部の壁がはがれ落ち、内部が露出しているようです」(板橋未悠アナウンサー)
さらに町内のアウトドアショップでは、商品の釣り具が散乱しました。
「落ちないようにガードはしているが、このガードを振り切って落ちてきたのが何本もあった。それだけ激しい揺れだったんだと思います。小さいものも床に落ちてきたのがあった」(アウトドアプラザハヤサカ 早坂直起さん)






















