【警戒】北海道で2年ぶりの震度5弱…その12時間後に雌阿寒岳が噴火!同じ日の地震と噴火に関連は?…専門家「直接的な関係なし」も冬の防災対策の重要性を強調
10月25日未明、地震が発生し、北海道では2年4カ月ぶりに最大震度5弱の揺れを観測。
その12時間後、北海道東部の雌阿寒岳で小規模な噴火が発生しました。
相次いだ地震と噴火、はたして関連はあるのでしょうか。
横に小刻みに揺れる根室市花咲のお天気カメラ。
25日午前1時40分ごろ、根室半島南東沖を震源とする地震で、根室市で震度5弱、釧路市や浜中町などで震度4を観測しました。
北海道で震度5弱以上の揺れを観測したのは2年4カ月ぶりです。
「いきなりドスンと来たからやばいと思い物をおさえた(揺れは)結構長かった」
「津波が起きず、ひと安心」(共に根室市民)
巨大地震の発生が懸念される北海道の千島海溝沿いでは5月以降、マグニチュード5.0以上の地震が、相次いで発生。
そして、25日の地震の12時間後には、雌阿寒岳で小規模な噴火が発生しました。
雌阿寒岳では、9月に噴火して以来、火山活動が活発化していて、今回、噴煙は高さ300mに達しました。
地震と噴火が相次いだことに関連はあるのでしょうか。
「地震の規模自体はそれほど大きくない、また、雌阿寒岳がある阿寒湖畔では震度は2程度であったということで、直接的な関係はないものと見ています。
この後、雌阿寒岳の活動が万が一活発化した場合には、例えば阿寒湖畔で降灰、空から火山灰が降ってくるというようなことは考えられると思います」(北海道大学地震火山研究観測センター 高橋浩晃教授)
冬を迎える今、いざという時への備えを、改めて見直すことが大切です。





















