赤ちゃん殺害・遺棄容疑の母親、初公判で「生まれてすぐに死んでいた」と殺意を否定<北海道北斗市>
北海道南部の北斗市で、2024年、出産した赤ちゃんを殺害し遺棄たなどの罪に問われている母親の裁判が始まり、母親は起訴内容を一部否認しました。
住所不定で無職の大内流星被告は2024年4月、当時住んでいた青森県の自宅で出産した赤ちゃんに暴行を加えて殺害。
その後、遺体を北斗市の実家に遺棄した罪に問われています。
函館地裁で始まった初公判で、大内被告は「赤ちゃんは生まれてすぐに死んでいた、暴力はしていない」などと殺人について否認しました。
弁護側も殺人については無罪を主張。
死体遺棄については争わないとしました。
一方の検察側は事件の約半年ほど前に大内被告が父親の分からない子どもを妊娠、出産後に頭部に強い衝撃を与える暴行を加え殺害したと指摘しました。
判決は11月6日に言い渡される予定です。