【北海道の天気 9日(木)】雄大な冬山…大雪山系旭岳で初冠雪を観測!上空に11月並みの寒気が流れ込み季節が一気に進む
(菅井貴子気象予報士が解説 午前11時40分現在)
◆初冠雪
大雪山系の旭岳で、初冠雪となりました。
平年より14日遅く、去年より11日早い観測です。
冬の景色に変わった白い山頂が青空に映えています。
標高1600メートル付近の散策路も雪がうっすら積もりました。
上空には11月中旬並みの強い寒気が流れ込み、けさは麓でも冷え込みました。
◆きょう9日(木)の天気
広範囲で青空が広がりますが、
日本海側は、上空の寒気が残るため、不安定な状態が続きそうです。
所々で、にわか雨がありますので、
札幌も、外出は折り畳み傘を持つと安心です。
◆きょう9日(木)の気温
最高気温は前日より5~10℃も低く、
オホーツク海側は12℃前後で、11月並みでしょう。
ひんやりとした風が吹くため、体感温度はさらに下がり、
夜は、冷え込みそうです。
◆全道の週間予報 10日(金)~16日(木)
10日(金)から11日(土)は、高気圧に覆われ、全道的に晴れますが、
上空は寒気が留まり、日中でも気温が上がらず、最高気温は平年を約3℃前後下回りそうです。
12日(日)は、広範囲で、雨予報に変わる可能性があり、
上空には、今季一番の強い寒気が流れこむため、峠や山間部は積雪や凍結となりそうです。
稚内など道北は平地でも初雪となるかもしれません。