【コンサドーレ】「あれは“スーパーなヘディングシュート”だった」柴田監督1トップ起用の白井陽斗が2試合連続ゴール…「監督の目指すサッカーを理解してきた」徳島1-2札幌
<J2第30節 徳島ヴォルティス1-2北海道コンサドーレ札幌>
【写真】北海道コンサドーレ札幌 ホーム初ゴールを決めた白井陽斗選手ほか
明治安田J2リーグ第30節、北海道コンサドーレ札幌(10位)は9月20日(土)、鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島県鳴門市)で、徳島ヴォルティス(4位)と対戦しました。
前節のいわきFC戦で2人の退場者を出すなど主力4選手を出場停止で欠くコンサドーレはFW白井陽斗選手(25)を1トップで起用し、試合に臨みました。白井選手は前半から積極的にシュートを放ち徳島ゴールに迫ると、後半7分でした。「難しかったけど、(頭に)当てるだけでした」とMF高嶺朋樹主将(27)の前線へのクロスボールを白井選手が頭で合わせ先制ゴールを奪います。最前線に送り出した柴田慎吾監督(40)も「あれは“スーパーなヘディングシュート”だった」と称賛した貴重な得点で勢いに乗ります。さらに後半21分にはMF青木亮太選手(29)と白井選手のパス交換から青木選手がミドルシュートを放つと、相手GKに一度は阻まれますがこぼれ球を拾ったMF近藤友喜選手(24)が冷静にゴールへ流し込み、追加点を挙げます。
その直後、1点を失ったもののリードを守ったコンサドーレが2試合ぶりの勝利を飾りました。前節の大敗からチーム一丸で逆境を乗り越え、J1昇格プレーオフ出場圏内の6位・徳島まで勝点差5に接近し、昇格へ望みをつなげました。
コンサドーレは次節、9月27日(土)午後2時からホーム・大和ハウス プレミストドーム(北海道札幌市)で4位のベガルタ仙台と対戦します。
◆試合後 白井陽斗選手コメント
「体のコンディションも良いですし、監督・コンサドーレが目指しているサッカーを少しずつ理解してきたのが大きい。前節の反省を生かしながらチーム全体で今週1週間やってきましたし、自分の先制ゴールで勢いづいて2点目もとれたことをポジティブにとらえて次もやっていきたい」